ケネディ元米大統領の夢を実現!

◆Former US President John F. Kennedy said,

“If we can get fresh water cheaply from sea water, it will bring human wealth for a long time, and the performance of any other science is small before that It will only be visible to things. “(1961)

1961年、ケネディ元米大統領は「海水から淡水を安く手に入れることが出来るようになれば、それは人類に永く豊かさをもたらすことになり、他の如何なる科学の業績もその前には小さなものにしか見えなくなる」と指摘した。

“If we could ever competitively, at a cheap rate, get fresh water from salt water, that it would be in the long-range interests of humanity which would really dwarf any other scientific accomplishments.”(1962)

私たちが競争力のある方法で、安い料金で、塩水から淡水を得ることができれば、それは他の科学的成果が小さく見えるような、人類に継続する利益になるだろう。(1962)

 

◆ 重要なのは淡水が必要十分(農業用水として使える程度)にリーズナブルなこと

以来、海水淡水化技術は着実に進歩してきた。海水から淡水を得る多くの方法は実用化されているが*1、コスト低減ではそれぞれの方法に技術的、現実的限界があり、農業用水として使える程度に安くできる方法はない*2。求められているのはエネルギー消費(コスト)を抑える具体的な手法である。

 

◆ 海洋深層水の分離

製塩(海水分離)は日本のお家芸の一つであるが、表層海水の汚れが、膜分離による濃度、コストを制約していた。深層水の汚れ(有機物含有量)は表層水の1/200*3、膜分離でかん水濃度を限界まで可能にし、製塩工程で最もコストのかかる水分の蒸発エネルギーを最小化する。

筆者らは海洋深層水の清浄性を活かした製塩工程(海水分離)*4を開発する中、副産物として淡水を低コストで得た。

本手法は既往技術の組み合わせであるが*5、海洋深層水を用いた製塩、海水淡水化は初めての試みで、実証が求められる。

世界には淡水需要が大きい。解決策も見えている。実証を行い、世界の水・食糧・環境問題に貢献できればと考える。

なお、事業化では海洋深層水を活用した発電*6、発電後の温排水の海水分離、その他多段利用*7の中で検討される(その方が有利)。また、海水分離では淡水・濃縮水が同時に得られ、それぞれの活用が望ましい。

【注】

*1

*2 現状の海水淡水化コスト100~200円/m3(渇水時の飲料水用)、農業用水のコスト上限30円/m3(生産地)~50円/m3(灌漑地)

*3 海洋深層水成分、工事費、操業費、生産高、生産コストなどをシミュレーション

*4

*5

*6

*7

 

【Furthermore】

1)

2)

Top